2012年02月09日

公長齋小菅の「めしべら」

東京ドームで開催中のテーブルウェアフェスティバルへ。
ドームのフィールド全体を使って和洋のテーブルウェアの展示と即売。
有名人がプロデュースしたテーブルセッティングの展示や有名ブランドの
新作展示もあり、うつわ好きにはたまらん空間。
わたしと同い年ぐらい〜60歳ぐらいまでの女性達が写メをバシバシ撮りながら、
買う気満々で集まってる。
行ったことないけど、話でよく聞く「コミケ」に通じるものがあるのでは?
テーブルウェアフェスティバルとかキルトフェスティバルって
「おばさんのコミケ」なのかも、などと考えながら、即売コーナーへ。

テーブルウェアフェスティバル自体は、はじめてではありません。

土鍋でごはんを炊くようになり、これまた10年以上使っていた、
炊飯器に付属の白いプラスチックの「しゃもじ」が、とても味気なく思えてきて。
土鍋ごはんをより楽しむために、自然素材のものに変えたくなって、
カッパ橋にでも行くかな…と思っていたところに、このイベントの案内が。
で、2年ぶりに行ってみたというわけです。

掘り出し物を探してブースをひとつひとつ丁寧に見てまわったりすると、丸1日
かかってしまうし、のぼせてしまって、ふだん使いそうにないモノを買うのに
熱中したりしがち。買うモノを心に決めておいて、それだけを探すようにした。
それでも「あ、かわいい中鉢…」「円高還元でワイングラス安いかも」などと目移りするする。
一方で、探してるモノに限って、見つからない。
木製・竹製のカトラリーやお皿を扱っているお店は多いのだけど、意外と「しゃもじ」がない。
曲げわっぱや杉のまな板のお店にでようやく発見したけど、わたしには軽すぎていまひとつ。
さらに探して、即売コーナーの中でも端のほうのあるお店で発見!
竹でできたしゃもじ。持ってみると、いい感じの重さで握りごこちがいい。しかも945円!
即決で買いました。
IMG_0063[1].JPG
(ちなみに下のランチョンマットはそのあと買い物スイッチが入って大人買いした中の1枚)

展示会だから、商品といっしょにお店の紹介資料を入れてくれたのだけど、
家に帰ってそれ(写真の小さなリーフレットね)を見たら、このしゃもじが
公長齋小菅(こうちょうさいこすが)という京都の老舗(1898年創業)の竹製品屋さんの
ものだということが判明。明治だよ。「坂の上の雲」の頃だよ。
さらにインターネットで調べて、このしゃもじが「飯べら」というのだと知った。
「めしべら」ってはじめて聞いたよ。

さっそく、土鍋でごはんを炊き、この「めしべら」で炊きたてのごはんをよそってみた。
ごはんを混ぜてるときは、使い勝手は普通かな?という感想だったけど、底までいって
このめしべらの形の威力発揮。底の平たいなべについているごはんがとりやすい!
いままでのシンメトリーな形のしゃもじでどうやってたっけ?と思うくらい。
これ気にいった! またまたいい買い物した!>自分。
この形ということは、実は左利き用もあるのかしら?ネットショップでは見かけなかったけど。

この歳までしゃもじ、単体で買ったことなかった。意外な「はじめてのお買い物」。
大事に使っていこう。これも10年ぐらい使えるように。
そうすると、きっと「これじゃなきゃ」と思うようになるんだろうな。
竹製品は中国の安いのが入ってきて、100円ショップでも売ってたりするのだけど、
「これじゃなきゃ」と思う人たちがいて、公長齋小菅さんのような老舗が続いていくのだなと思ったのでした。


posted by あんごん at 07:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | はじめてのお買い物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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